コーヒーが大好きなあなた!
自分のスタイルで楽しむのが一番ですが、さらに美味しく、見た目にもこだわった飲み方があれば試してみたくなりませんか?
基本的なマナーを知っておくことで、恋人や友人、ビジネスシーンでも好感を持たれること間違いなし。
自信を持って、洗練されたコーヒータイムを楽しみましょう。
この記事では、
「コーヒーを美味しく飲むにはどうすればいいの?」
「正しい飲み方は?」
と考えているあなたに、コーヒーを楽しむための5つのポイントをお届けします。
レギュラーコーヒー、エスプレッソ、カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、カフェモカのそれぞれの美味しい飲み方についても詳しく解説しますよ^^
プロのように味わいを楽しむためのコツもご紹介します!
飲み方一つで変わるコーヒーの魅力!
コーヒーはとても奥深い飲み物です。
その味わいや色、香り、抽出方法、さらには注ぐ容器まで、様々な選択肢が揃っていて、自分の好みに合わせて楽しむことができます。
特に、コーヒー豆から淹れると、品種や産地、焙煎の度合い、抽出方法、温度、速度などによって、風味や香りが大きく変わるのが魅力です。
美味しいコーヒーを楽しむことで、あなたのコーヒーライフはより豊かになるでしょう。
時間帯や気分に合わせて最適な一杯を選ぶことも容易になりますし、家事や仕事の効率が上がるかもしれません。
また、基本的なマナーを身につけることで、恋人や友人に良い印象を与えることができます。
デートやビジネスの場で「上手に飲んでいるな」と感じてもらえれば、あなたのイメージアップにもつながります!
コーヒーを楽しむための5つのヒント
コーヒーをより美味しく楽しむためのポイントを5つご紹介します。
味わいを楽しむ
コーヒーの特徴的な「苦味」と「酸味」のバランスを味わってみましょう。
味には、苦味、酸味、甘味、塩味、うま味の5つがあり、特にコーヒーは苦味と酸味が強い飲み物です。
品種や焙煎の度合いによって味わいが異なり、例えば「まろやかな苦味や柔らかな酸味」が楽しめます。
苦味が強い:深煎り、ロブスタ種
酸味が強い:浅煎り、アラビカ種
など。。。
また、ミルクや砂糖を加えることでさらに味の変化を楽しむことができます。
さまざまなミルクや砂糖の種類があり、ホイップクリームやキャラメルソースとの相性も抜群です。
コーヒーは食事やおやつと組み合わせることで、味の相乗効果が生まれ、隠れた風味が引き出されます。
香りを楽しむ
コーヒーの香りを楽しむことも大切です。
現在800種類以上の香りがあるとされ、良質な香りがコーヒーの味を引き立てます。
香りを感じるタイミングは以下の通りです。
- 焙煎後
- 挽いたとき
- 抽出時
- 注ぐとき
- 飲むとき
香りの表現には、好意的なものとして「ワイニー」や「フローラル」などがあります。
一方、不快な香りには「アーシー」や「ダーティー」などがあります。
これを知ることで、より深い感想を伝えられます。
抽出を楽しむ
インスタントコーヒーも手軽ですが、コーヒー豆を使った抽出の方が豊かな味わいが楽しめます。
器具や方法、抽出時間を試すことで、好みの一杯を見つけてみましょう。
抽出方法には様々な種類があり、それぞれ独自の特徴があります。
例えば、ペーパードリップはすっきりとした味わい、フレンチプレスは豆の深みが楽しめます。
雰囲気を楽しむ
コーヒーの味や香りだけでなく、周囲の雰囲気も楽しむことが大切です。
お気に入りのカップやシチュエーションを選ぶことで、より特別な時間になります。
朝はすっきりとした苦味、昼は甘いスイーツに合う一杯、夜はカフェインレスでリラックスなど、シーンに合わせてコーヒーを選ぶ楽しみもあります。
健康に気を付ける
美味しくコーヒーを楽しむためには、健康管理も重要です。
鮮度の良いコーヒーを選び、空腹時や寝る直前は避け、水分補給を心がけましょう。
適量を守り、コーヒーを楽しむことが大切です。
コーヒー豆は高温で焙煎された生豆で、鮮度が落ちると味が変わります。
新鮮さを保つための保存方法や期間も考慮しましょう。
また、カフェインの摂取には注意が必要です。
空腹時や就寝前の摂取を避け、適切なタイミングで楽しむことが大切です。
健康を意識しながら、コーヒーを存分に楽しみましょう。
- 1日の水分摂取量|1.2ℓ(飲み水)
- 1日のカフェイン摂取量|健康な成人で400mg(コーヒーの場合、237ml/マグカップ3杯分)
※参照元:「健康のため水を飲もう」推進運動|厚生労働省(2021年6月時点)
※参照元:健康づくりのための睡眠指針2014|厚生労働省(2021年6月時点)
※参照元:カフェインの過剰摂取について|農林水産省(2021年6月時点)
コーヒーのスタイル別!美味しくて魅力的な楽しみ方
コーヒーには多様な飲み方があり、抽出したてのものからミルクや砂糖を加えたものまでさまざまです。
それぞれのスタイルに合わせた美味しい飲み方を紹介します。
「レギュラーコーヒー」はまずブラックで楽しむ
ハンドドリップなどで淹れたレギュラーコーヒーは、最初はミルクや砂糖を加えずに、豆本来の味や香りを堪能しましょう。
抽出したてのコーヒーは、その日の体調によって味わいが異なるため、過度の甘さやクリーミーさを避けるのがポイントです。
持ち方のコツは、カップの取っ手を優しくつまむこと。小指を立てたり、複数の指で絡めたりするのは控えます。
角砂糖を加える際は、トングを使ってスプーンにのせてからカップへ。
上下に動かして溶かし、ミルクを加える際はすぐに行うのがベストです。
「カフェオレ」はミルクの甘みを楽しむ
カフェオレは、レギュラーコーヒーに温かいミルクを同量加えた飲み物です。
フランス発祥で、朝食にぴったりです。
濃いコーヒーが苦手な方も、ミルクの甘さでまろやかに楽しめます。
本場では、取っ手のない「カフェオレボウル」を使うことが多く、デニッシュやクロワッサンを浸す楽しみもあります。
両手で包み込むように持って飲むスタイルが美しいです。
「エスプレッソ」は熱いうちに楽しむ
エスプレッソは、通常のコーヒーよりも少量(約25〜30ml)で抽出されます。
3層の構造を持つエスプレッソは、特別感あふれる一杯です。
美味しく飲むためには、2〜4口で一気に飲み、余韻を楽しみましょう。
砂糖を加える場合は、軽く混ぜてクレマを壊さないようにしましょう。
濃厚な苦味をしっかりと味わってください。
「カフェラテ」は苦味と甘味のバランスを楽しむ
カフェラテはエスプレッソにスチームドミルクを加えた飲み物で、割合は2:8です。
エスプレッソの濃厚な味わいとミルクの甘さを同時に楽しむことができます。
飲む際はじっくり味わい、カップの内側に残ったミルクをシュガースプーンでかき混ぜて、最後まで美しく飲みましょう。
ブラウンシュガーを使うと、特別な食感も楽しめます。
「カプチーノ」はクリーミーな口当たりを楽しむ
エスプレッソにスチームミルクとフォームドミルクを加えたカプチーノは、ふわふわの泡が特徴です。
飲む際には、泡とエスプレッソをよく混ぜて、クリーミーな味わいを楽しみましょう。
シナモンスティックが添えられている場合は、スプーンの代わりに使って香りを楽しんでください。ミルクや泡はシュガースプーンで掬い取ると、最後までキレイに味わえます。
「カフェモカ」は甘さとほろ苦さのハーモニー
エスプレッソにスチームドミルクと少量のチョコレートを加えたカフェモカは、甘さが際立つ飲み物です。
シロップやホイップクリームがトッピングされることが多く、他のコーヒーと比べて甘みが強いのが特徴です。
最初はそのまま味わい、苦味が強く感じられたら、トッピングを少しずつ溶かして調整しましょう。甘さが強い場合は、トッピングを先に楽しむのも良いでしょう。
プロが実践する「カップテスト」で味をチェック
本格的にコーヒーを楽しみたい、豆の味をしっかり知りたいと思っているあなたにぴったりなのが、カップテストです。
生豆の品質や抽出後の風味を見極める方法
コーヒー業界の専門家やバリスタは、選ぶべき豆の品質を確かめるためにカップテストを行います。このテストでは、コーヒーの味わいが分かりやすい飲み方を使って、味や香りを評価します。
評価のポイントは次の3つです!
- ファンダメンタル・テイスト(基本的な風味)
- プライマリー・テイスト(主要な風味)
- セカンダリー・テイスト(二次的な風味)
これらを記録し、どのように良質なコーヒー豆の特徴を消費者に伝えるかを考えます。
基本的な手順
- コーヒー豆
- コーヒーミル
- 沸騰したお湯
- 耐熱容器
- スプーン
- コーヒー豆を約7gずつミルで挽き、耐熱容器に移します。
- 顔を近づけて香りを確認します。
- 熱湯約135mlを注ぎ、香りを感じつつスプーンで軽く混ぜてしばらく待ちます。
- 表面に浮いた粉や泡をスプーンで取り除きます。
- 再度、香りを確かめます。
- スプーンで少しずつすくい、口全体に行き渡るように吸い込み、味と香りを確認します。
- 飲み込まずに毎回吐き出します。
- 香りの強い化粧品やハンドクリームは避けます。
- 水や容器、道具は無味無臭のものを使います。
- 過度の飲酒や喫煙、刺激物は控えます。
- 風邪など体調がすぐれないときはテストを避けましょう。
美味しさと美しさを兼ね備えたコーヒーの楽しみ方
コーヒーをより美味しく楽しむための5つのポイントを紹介します。
・香りを楽しむ
・抽出を楽しむ
・雰囲気を楽しむ
・健康に配慮する
これらを心がけることで、コーヒーの味わいがさらに深まります。
さらに、メニューごとに最適な飲み方が異なるため、しっかりチェックしておきましょう。
美しい飲み方やカップの中のミルクや砂糖を残さないことを意識して、あなたの好きなコーヒーを心ゆくまで楽しんでくださいね♪