暑い日には、冷たいコーヒーが恋しくなりますね。
さっぱりしたアイスコーヒーもいいですが、ミルク派の方にはミルクブリューがオススメ!
コールドブリューに水の代わりにミルクを使うことで、より深い味わいが楽しめます。
完成まで少し時間がかかりますが、冷蔵庫で冷やしておけば仕事中や朝のコーヒータイムにぴったり。
作り方はシンプルで、特別な技術も不要です。
ここでは、
「ミルクブリューの作り方は?」
「美味しく楽しむには?」
と気になる方に、3つの美味しい作り方を紹介します。
使用するコーヒー豆の産地や焙煎度による味の違いもお届けするので、ぜひお好みの方法で色々試して、美味しいミルクブリューを楽しんでください!
ミルクブリューは手軽に楽しめるマイルドなコーヒー
ミルクブリューとは、コーヒー粉をミルクに浸して成分を抽出する新しいスタイルのコーヒーです。
水を使うコールドブリューと同じ原理で、豆の持つ風味や香りをしっかり引き出します。
直接ミルクに浸すため、タンニンやカフェインが少なく、苦味が控えめ。
香りが豊かで、飲むときにはまろやかな味わいが楽しめます。
作り方は簡単で、火を使わずに材料を混ぜて冷やすだけ。
出来上がったコーヒーは、カフェオレやカフェラテとは違う「とろりとしたミルク感」が特徴です。
冷たいアレンジコーヒーを楽しみたい方や、カフェインを気にする妊娠中・授乳中の方にも人気です。
初めて作る際は、自分の好きな豆やミルクを使ってみてください。
コーヒー独特な風味がまろやかになり、楽しめますよ。
さまざまなコーヒー豆を使って、自分好みの味を見つけましょう!
ミルクブリューの作り方3つ
ミルクブリューの美味しい作り方は主に3つあります。
それぞれの材料と手順を紹介するので、手元にあるもので挑戦してみてください。
水出しコーヒーバッグをミルクに漬ける
最も簡単な方法は、水出し専用のコーヒーバッグを使用することです。
すでに挽かれたコーヒー粉なので、まろやかな味わいが楽しめます。
**準備するもの**
- 水出しコーヒーバッグ:1袋
- ミルク:500ml
- 水出し用ボトルまたはポット
**手順**
- バッグをボトルまたはポットに入れる
- ミルクを注ぎ、冷蔵庫に入れる
- 8時間待つ
- 飲みたいグラスに注いで完成
コーヒー粉をティーバッグに入れてミルクに漬ける
手元にコーヒー豆があれば、ミルで挽いてティーバッグに入れるだけで、自分好みの味が楽しめます。
**準備するもの**
- コーヒー豆:30g
- ティーバッグ:1〜2枚
- ミルク:500ml
- コーヒーミル
- 水出し用ボトルまたはポット
**手順**
- コーヒー豆を細かく挽く
- 粉をティーバッグに入れる
- バッグをボトルまたはポットに入れる
- ミルクを注ぎ、冷蔵庫に入れる
- 8時間待つ
- ティーバッグを取り出す
- グラスに注いで完成
コーヒー粉を直接ミルクに漬ける
砕いたコーヒー粉をミルクにそのまま入れる方法です。
ダイレクトなコーヒーの風味が楽しめますが、抽出後にフィルターで濾す必要があります。
**準備するもの**
- コーヒー粉:30g
- ミルク:500ml
- サーバー
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
**手順**
- 砕いたコーヒー粉をミルクに入れる
- 冷蔵庫で8時間寝かせる
- ドリッパー・サーバー・フィルターをセットする
- 数回に分けてこぼれないように注ぐ
- サーバーに全て落ちたら完成
ぜひ試して、自分好みのミルクブリューを楽しんでくださいね!
ミルクブリューの味
手軽に楽しめるミルクブリューは、自分の好みにアレンジしやすいのが魅力です。
どんな方法があるのか見て、気になるものに挑戦してみてください。
コーヒー豆の種類
世界には200種類以上のコーヒー豆があり、それぞれの土壌や気候によって味わいや香りが異なります。
特にミルクブリューとの相性が良い豆をいくつか紹介します。
マンデリン:スパイシーで飲みごたえがある。
エチオピア:上品なミルクティーのような風味。
ミルクの種類
基本的には成分無調整のミルクを使いますが、代用できるものもたくさんあります。
各ミルクの特徴を参考にして選んでみてください。
豆乳:大豆のみで作られ、やや苦味が強い。
アーモンドミルク:香ばしくあっさりしていて、ビタミンEが豊富。
オーツミルク:自然な甘みがあり、食物繊維が豊富でダイエットにも最適。
コーヒー豆の焙煎度
焙煎によってコーヒーの味や香りが変わります。
浅煎りはフルーティで甘さが引き立ち、深煎りは重厚感とコクが楽しめます。
コーヒー粉の挽き目
コーヒー粉の粗さによって風味が変化します。
中細挽きまたは中挽きがミルクブリューには最適で、雑味を抑えつつしっかりとした味わいが得られます。
抽出時間
一般的には8時間が目安ですが、豆やミルクの種類、焙煎度、挽き目によって異なります。
コーヒーの風味を強く感じたい場合は、10時間以上の抽出がおすすめです。
冷蔵庫で放置するのはNGで、適切な時間を守って楽しんでください。
ミルクブリューとカフェオレ・カフェラテの違い
ミルクブリューはカフェオレやカフェラテに似ていますが、主な違いはコーヒー豆が高温に触れるかどうかです。
この違いを知ることで、飲むシーンや気分に合わせて選ぶことができます。
割合の違い
カフェラテ:エスプレッソコーヒーとスチームドミルクの割合は2:8。
ミルクブリュー:コーヒー粉とミルクの割合は2:8ですが、抽出方法が異なります。
ミルクブリューはお湯を使わずに作るため、苦味や雑味が少なく、用意する器具も異なります。
これらのポイントを考慮して、好みに応じた飲み方を楽しんでください。
自分だけのミルクブリューを楽しもう!
ミルクブリューには3つの作り方があり、どれも少ない準備で簡単に作れます。
レギュラーコーヒーとは違って、加熱や蒸らしが不要なので、やけどの心配もありません。
ぜひ、いろいろな作り方に挑戦して、自分好みの美味しいミルクブリューを見つけてみてください。
味わいを左右するポイントは以下の5つです。
ミルクの種類
コーヒー豆の焙煎度
コーヒー粉の挽き目
抽出時間
飲むときには温めてホットコーヒーにしたり、砂糖を加えて甘くしたりするのもおすすめです。
少しずつ作って飲み比べを楽しむのも良いですね!